「実践!
障がい児.者へのことば音楽療法」
の本に登場してくれた自閉症スペクトラムのAちゃん。
年中児の時からレッスンに来られています。
現在小学3年生!
Aちゃんはブランコが大好き💕
頑張って勉強をした後、このブランコに乗るのをとても楽しみにしていました。
しかし、体が大きくなってきたことで、ブランコに乗ると天井に足があたるようになり、そろそろ限界かな、、、と。
それで、2ヶ月程前から、
12月17日「ブランコなし」とスケジュール帳に記入をし、伝え続けてきました。
ふかや音楽教室に行くことを理解してもらうために、お母さんはブランコの写真をAちゃんに見せ、「今日はふかや音楽教室に行く日」と毎回スケジュールを伝えてくれていました。
だから、ブランコを外すことをお母さんにお伝えすると、ブランコのない教室を写真にし、Aちゃんに伝えてくれていました。
そして、約束の日!
夜の7時。
「こんばんは〜」とAちゃんとお母さんが来られました。
「ん⁉️」
気付いたかな?
でも、いつものようにレッスンを開始。
そして、勉強が終わった後、席を立って天井を指差したAちゃん。
「ん⁉️ ない⁉️」
不思議そうな表情を見せたAちゃん。
「ブランコないね。
今日のレッスンはおしまいです。
ご挨拶しましょう。」
と私が言うと、
ちょこんと頭を下げて、脱いだ靴下を自分で履き出しました❣️
すごい✨
ちゃんとわかってくれてたんだ✨
以前だったら、怒って泣いて床に転がり、足をバタバタさせていたAちゃん。
すごい成長だわ😭
お母さんからは、
「最近は、本当に怒らなくなりました」と聞き、もう嬉しくて嬉しくて💖
年内最後のAちゃんのレッスン!
良い形で終わることができました🤗
言葉のやり取りはまだまだ難しいAちゃんだけど、Aちゃんにわかるような手立てを考え、伝えるということをこれからも忘れないでおこうと思いました。
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